10・23北摂労働者集会に集まろう!
2016/10/22 (Sat)
■安倍政権の「働き方改革」とは正社員をなくし、総非正規職化する労働法制大改悪攻撃だ!■「同一労働同一賃金」「長時間労働の是正」とは総非正規化と賃下げが正体だ!
●限定正社員制度の導入
安倍や資本は「日本の正社員制度は職務や勤務地、労働時間が無限定だから長時間労働がはびこった」などというペテンで限定正社員制度を導入しようとしている。限定正社員とは職務が外注化され、勤務地の事業所が閉鎖されるなど仕事がなくなれば解雇され、しかも短時間のパート労働者と同じ低賃金の時給制で定期昇給もない、形は無期雇用でも実質的にはいつでも解雇できる非正規職なのだ。
●2018年問題とは
2013年の労働契約法の改定で有期雇用の労働者は5年間働くと無期雇用に転換できるようになった。安倍政権はそれを逆手にとって会社が就業規則を改悪することで5年ごとに労働者を全員解雇し、選別雇用できるようしようとしている。
また昨年9月の労働者派遣法の改悪で会社は3年ごとに派遣労働者の首を切れば永久に派遣労働者を雇えるようになった。
つまり、2018年に向けて約2000万人の有期雇用や派遣の労働者が解雇攻撃されようとしているのだ。2018年問題とは限定正社員の導入で正社員をなくし、総非正規化する攻撃との大決戦なのだ。
●「同一労働同一賃金」とは全労働者を競争させ、低賃金と強労働を強制するものだ!
経団連が7月に出した「同一労働同一賃金の実現に向けて」と題する報告書では「日本型同一労働同一賃金」と称して、会社が「同一」と決めた労働は同一であり、「同一でない」と決めた労働は同一でないということだ。
つまり、正規職を含む全労働者を競い合わせ、会社が認める同一労働(最低賃金ぎりぎりで定期昇給もない強労働)を強制しようとしているのだ。
●残業代ゼロ法案も撤回せず
安倍政権は15年4月、「高度専門業務」に就き年収1075万円以上の労働者については労働時間規制を撤廃し、残業代はゼロという労働基準法改悪案を国会に提出した。
いったん法案が強行成立されれば年収要件はいくらでも引き下げられる。安倍政権の「長時間労働の是正」はペテンなのだ。
●動労千葉のように闘おう!
すでにJRではCTS(千葉鉄道サービス)
という関連会社が就業規則を改悪して、最長5年の上限を設け、選別された労働者だけを無期雇用に転換する制度を導入した。仮に無期雇用に転換されたとしても、賃金は時給制で最低賃金ぎりぎり、定期昇給もない。
動労千葉はCTSの労働者と共にストライキで闘っている。正規労働者と非正規労働者が闘う労働組合に結集し、団結して闘ってこそ安倍の「働き方改革」を打ち破ることができる。労働法改悪にゼネストで対決する韓国民主労総に応え、11・6労働者集会へ結集しよう! 10・23北摂労働者集会に集まろう!
11・6~11・12国際共同行動へ!
★闘争スケジュール
■10・23 北摂労働者集会
10月23日(日)午後2時 高槻市立生涯学習センター研修室(高槻市役所、高層ビル三階) 主催 北摂労働者集会実行委員会
■11・6全国労働者総決起集会~11・12労働法制大改悪阻止全国民衆総決起 正午 東京・日比谷野外音楽堂 韓国ソウル
呼びかけ 国鉄千葉動力車労働組合 全日本建設運輸連帯労働組合関西生コン支部 全国金属機械 労働組合港合同 全国民主労働組合総連盟ソウル地域本部
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